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ライン
岸ジギに求められるラインとは
岸ジギにおいてラインに求めれれるのは根擦れの強さが一番求められますわ。
というのも岸壁というストラクチャーに沿って行う釣りでありますので、ヒット後は即岸壁がファイト時には邪魔なストラクチャーと化すわけですな。
岸壁にはイガイをはじめ、なにやらこれやらラインが切れる要素満載なんすな。
ちゅうことで、ラインは根擦れに強く、ブレイクしずらいものがよろしいですわ。
また、キャスティングゲームと違い、おおむね足元から5m~15mほどの近距離でのファイトとなる場合が多いことから、根にもぐられる前に短期決戦でぶっこぬきたいので、ラインの号数も強めに攻めれる号数が必要になってきますな。
ちゅうわけで、今日日のルアーゲームでとれる選択肢3つのラインを各種解説していきますわ。
選択肢1 PE
PEは縦の引っ張り強度はべらぼうに高く、横からの擦れにはめっぽう弱い特性をもってますわ。
なのでフロロやナイロンに比べたら同じ引張強度のものであれば圧倒的に細くでき、飛距離の確保がたやすくなるわけですな。
しかして、岸ジギにおいてはPEは完全にミスマッチな相手ですな。
何より擦れに弱いのは致命的ですわ。
キャスティングゲームの合間にちょろっと味見程度に岸ジギやってみるってわけじゃない限りPEはご法度と思ってもらってもよろしいですわ。
選択肢2 フロロ
フロロは擦れに強く、ナイロンより硬いため、(ナイロンよりは)感度がよろしいですな。
しかし、ベイトリールで扱うにあたり、硬い=スプールの巻き癖が強くつく=バックラッシュを初めとしたライントラブルが発生しやすいでんな。
(あくまでナイロンと比べて比較的、ということですぞ)
また、擦れには強いが、硬いため小さい小傷が入りやすく、耐久力はナイロンに劣りますな。
(2-3回で白色化するんで10mほど切り詰めたらよろしいですわ)
以上のことから、おおむね岸ジギの釣るという機能においてはベストではありますが、扱いに若干注意が必要になりますわ。
なので、ベイトリール経験者や金持ちハイソアングラーはフロロ、ベイトリール初心者やテク無しマン、およびホームレス系貧乏アングラーは後述するナイロンと使い分けてもろたらよろしいでんな。
選択肢3 ナイロン
ナイロンは擦れに強く、フロロより柔らかいため、(フロロよりは)感度が落ちますな。
しかし、岸ジギは足元から10mほどでの近距離でのアタリがでるので、ナイロンでとれないほどのアタリじゃないです。
(しかし、フロロとナイロンやったら確実に感度は違ってクルよ)
また、フロロより柔らかい特性上小傷が入りづらく、耐久値はフロロに比べて高いといえますな。
(おおむね4-5回ほど釣行したら10mほど切り詰める感じでよろしいと思います)
さらに、フロロに比べてスプール癖が付きづらく、ライントラブルはフロロに比べて低いといえますな。
価格においてはPE,フロロと比べて圧倒的に安くなっております。
以上の事から、基本的にクソフィッシングドットコムではナイロンラインを推奨しております。
ルアー(ジグ)
概要
続いて使うルアーについて説明するで。
ルアー言うてもメタルジグって決まってるわけで、じゃあその中で選択肢いうたら重さ、フックの付け方、カラーくらいですかね。
つらつら書いていくけど、ほかの釣り程シビアでないんで結論的には30gのメタルジグなら大差ねえと思いますわ。
サイズ(重さ)
おおむね岸ジギとしての選択肢としては20g、25g、30g、40gあたりがメイントなりますかね。
これより軽いとシーバスの引きに耐えれるフック付けれなくなるし、逆に重いと専用のタックルが必要になってきますな。
じゃあ 20g、25g、30g、40g と一通りそろえたらええかいわれたら、完全にNoでんな。
答えは30g一択、別サイズ買うくらいならもう一個同じもの持ってる方がよろしいですわ。
なんで30gって言われたら理論として弱いんすけど、ワイが 10g、20g、25g、30g、40g あたり、使ってみた所、阪神間の湾岸部においては30g以外釣果がでなかったんすね。
前項で説明しているタックルとのバランスもあるんすけど、まあ30gで間違いないっす。
フックセッティング
アシストフック
ルアーのフロントに着けるアシストフックやけど、絶対的に必要か、無いと岸ジギ成立しないのか?レベルでいうと、絶対必要ってわけでは無いっす。
ただ、岸ジギやるにおいてアシストフックはあっても損がない存在、デメリットなしのプラスアルファと考えてもろたらよろしいと思いますわ。
うれしいことに最近の売れ筋のメタルジグは標準でアシストフックついてることが多いので、わざわざ外す必要もねえですよって話っす。
リアフック
選択肢としてはトレブルフックかシングルフック(アシストフックと同じもの)がありますが、個人的にはどっちでも釣果(フッキング)に大差はないと感じます。
ただ、トレブルやと複数刺さったら取れずらいし、シングルやと貫通力高いのでフッキング決まりやすいって特徴がありますな。
また、岸壁に通していくという釣り方であるので、夏場は特に岸壁に生えているホヤとか植物みたいなのを引っ掛けることが多いんやけど、シングルフックやった場合は、トレブル時より外しやすいってのはあるので、手返しに差は出てきますかな。
ということで、双方の比較を書いたつもりやけど、正直「あえていうなら」レベルなんで、どっちでも好きにしてもらって問題ないっす。
個人的には標準でフロントにアシストフック、リアにトレブルフックがついてるメタルジグを買って、吊るしで使うことがほとんどですわ。
カラー
何度も何度もすんませんけど、オールグローとかチャートとか(メタルジグ的に)奇抜なカラーでなければ、どれでもたいして変わらないっすわ。
それでもどれか選べと言われたら、ワイはブルピン(ブルーピンク所謂イワシカラー)を選びますな。
ブルピンはメタルジグの定番カラーで、一般的に市販されてるメタルジグなら大概あるカラーですな。
安定して供給されてる(いつでも買える)という安心感から、ワイはブルピンを好んで使う傾向にありますな。
スイベルいるんか?
いろんなサイトで岸ジギするうえでメタルジグにスイベルを付けて糸ヨレを防いでスムーズにジグが落とすのを演出するっちゅうことを紹介している所が多々ありますが、個人的な実釣果においてスイベルは必要としません。
ワイも初めは付けておりましたが、今はスナップでメタルジグを接続する形式にしておりますな。
ついてて悪さするようなもんではないんで、付けることは推奨しますが、値段ほどの効果があるとは経験上無いと思いますな。
タックルベリーなんぞで安くスイベル手に入ったら試しでつけるのもいいと思いますが、わざわざ一般小売店で買ってまでつける必要もねえんでないかな、と思っております。
実際使っているメタルジグや
メジャークラフトのジグパラ
値段の割にアシストフックがついており、流通量も多くどこでも買える安心ジグ。
また表面のコーティングが非常に厚く、(比較的)状態を保ちやすいのもポイント。
ダイワのサムライジグ
こいつもメジャークラフトと同じく、関西では流通量が多くて比較的安い部類に入るジグっすな。
Amazonやとジグパラより若干高いのよね、びっくり。
店頭やと値段の差はあんまりなかったと記憶してるで。
コアマンのゼッタイ
値段がバグってるコアマンの岸壁ジギング用メタルジグやぞ。
値段が高いしフック別売りという完全な強気設定。
ただし専用設計のため、岸ジギにおいて使う分には安心感ありますな。
ブルジョアハイソアングラーにオススメですな。
タカミヤのライトステップ ジグ
タカミヤいうたら、釣り具のポイントを運営している会社や。
つまり釣具のポイントのプライベートブランドのメタルジグいうことやね。
こいつは¥300ほどでアシストフック付きで買えるのがええ所。
リアのトレブルフックも実用においては問題なく、コーティングも比較的厚めに塗られていて好印象。
ダメな所は、店頭で買う場合、釣り具のポイントでしか買えないことと、カラーが3色しかない所。
まあ、アマゾンでも合わせ買い前提なら300円でかえるし、カラーもワイはブルピンしか使わんので気にならないっすな。
現在のワイのメインウェポンでして、岸ジギやライトショアジギングに使っており、貧乏アングラーには大変おすすめできる一品になっておりますわ。
コメント
ワイさん!ワイさん!
木曜日朝から岸和田でライトショアジギしたんやけど、中アジもとい小サバサイズの、所謂25センチ無いくらいのヒラマサ(仮)が釣れたで!マックソやったらブリカンパチヒラマサクロマグロ岸和田で爆釣中!って煽ってきよるで!
まぁなんちうか、ワイさんの泉南地域で爆烈しとる記事がみたいです
どもども。
今年も去年と引き続き青物フィーバーきそうでんな。
自粛要請解除されてすぐマッ糞釣果情報出しだしてびびるわ。
またシーズン入ったら大津川尻でも行ってみたいでんな。