20タトゥーラSVTW インプレ

がはは、外出自粛規制中なんで、とりあえずタックルのインプレでもしてお茶を濁しますわい。

ちゅうわけで、どうせなら発売から一番新しいタックルが世間的にも意味があると思われるんで、20タトゥーラSVTWのインプレしよりますわ。

Contents

前提

まず初めに、このインプレ自体が、ベイトタックルヘタクソマンが書いているってことを了承してほしいんや。

ワイのベイトタックル遍歴は、かつての90年代後半から00年代初期にありんす。
1.プロキャスターX
2.白いスコーピオンクイックファイア
3.1500スコーピオン
4.初代アンタレスDC7LV
こんな感じで使ってきて、どれもバックラッシュで挫折する、というパターンでした。

ので、ワイにとってベイトでバックラッシュしない=ブレーキが優れるってことは何よりの優先となります。

そこらが世間一般とはずれてるかもしれんので、ご容赦の程を。

20タトゥーラSVTWの立ち位置

ダイワの汎用ベイトリールのラインナップは、上位からみて

1.スティーズ
2.ジリオン
3.タトゥーラ
4.バスX

みたいな構成になっておりますわ。

実際本格的に釣りするなら、最低タトゥーラから、できればジリオン買いたいなあ、スティーズなら文句ねえなあって感じっすね。

スピニングでいうたらカルディアに当たるポジションやと思ってます。

価格はアマゾンで実売17000円、リール業界全体からすれば安めかな、ワイにとっては雲の上の話やで。

ライバルは価格的にもシマノの19スコーピオンmglって感じっすかね。

あの名門スコーピオンにダイワのクモはどれほど食らいつけるのか見ものでんな。

見た目

全景ですわ。

ああ、あれや、右ハンドルのハイギアなんすわ、言っとかなわからんよね。

個人的には洗練されてて直線とも曲線とも取れないあいまいな妙があって非常に好ましいデザインと思います。
ま、ボディーやらなんやら、全体的に安いパーツが多いので、ジェネリックスティーズと言ってしまえばそれまででんな。

左側から。

かつての(00年代)のリールからするとワイの年収と同じように非常に低く、お前らのおち〇〇ん同様コンパクトになっております。

また、こちら側の人の指が掛る部分に余計な部品や凸凹がないので、非常にパーミングしやすいです。

一般的なスプール34mm径のリール群からすると、約一回り小さく感じます。

そこらもあって、実際使った時の「ピーキー感」(あくまで感ね)が無く、非常にユーザーフレンドリーな握り心地となっておりますわ。

上からや。

色は暗めのガンメタになっておるんで、明るい蛍光カラーのラインが映えてよろしいんでないっすかね?

右側にあるダイワのマークは掘りになっておりますわ。

右側からや。

メカニカルブレーキに刻印されたクモのマークカッコイイっすね、最高、0点。

メカニカルブレーキは0ポジにセットしたら後は調整しなくてええっすよってメーカーの心遣いから簡単に回らないように非常に硬く、また力が入りずらい形状になっておりますわ。

これ、非常にアレやね。
やりたいことはわかるんやけど、洗った後とか、流石に調整するときあるじゃん。
ドラグが邪魔で非常に回しずらいのこれ。
で、逆にドラグいじってる時に微妙に指が当たって微妙にずれたりして、非常にアレなアレですわ。

一般的なメカニカルブレーキ調整ノブにしてほしいっす。

ハンドルの根元にあるポッチが赤いじゃん?
これがハイギアの証、カッコイイ。

旧タトゥーラSVTWはマグネットブレーキ調整ノブの所も赤かったんやけど、今回はどのギアも共通、ハンドルのポッチだけが唯一差異となっております。

スタードラグは塗装もされててカッコええ形状ないっすかね。
旧タトゥーラSVTWは確か無塗装のプラまるだしやったはず。

レベルワインダーはダイワお得意のTWSになっとります。

T時の下の方はアールに角度がついていて、一度下に入ると上に逆戻りしないようになっております、よく考えられてますな、素晴らしい。

クラッチを切るとレベルワインダーは下におりますわ。
ピンぼけですんませんけど、レベルワインダーにはTWSの文字が記載されておりますねん。

使用感

持った感じ

190gとこのクラスにしては軽く仕上がってますが、全体的に小さくなってるので、程よく詰まった塊感がありますな。

パーミングが非常にやりやすく、リールを包み込むように持てるためリーリング時の保持力は非常によろしいです。

剛性感

使用するにあたって不安になるほど剛性感が無いわけじゃないけど、胸張って剛性感あるよってわけじゃねえっす。
ライバルのスコーピオンには確実に負けてますな。

バックラッシュ

TWSとSVスプール(エアブレーキ)がええ仕事しとるんでしょうな。

ガチのマジでバックラッシュしまへん。

それだけでこいつの存在価値は非常に高いと言わざるを得ませんな。
初心者はもちろん、中級上級ハイソアングラーの方もたまにはバックラッシュ気にせず気楽にベイト扱えるのはええんでないっすかね?

キャスト時のブレ

スプールの精度がアレなのかワイのキャストがダメなのかわからんけど、ある程度の重さのルアー(おおむね10g以上)をフルキャストした時、スプール回転にブレを感じることがありますな。

同条件ではアルファスCTSVは特に感じないので、たぶんこいつ固有の現象で間違いねえっす。

巻き感

ダメだあ、ダイワ特有のシャラシャラ感がでております。

シャラシャラ感は使っていくうちに多少マシになっており、現在3か月目ですがほとんど感じなくなってきました。

しかしですね、ライバルにシマノのスコーピオンおるやん。
あれマイクロモジュールギアついててめたくそ巻いた感じええんよね。
あれには勝てんわ、負け負け、完敗。

マグネットブレーキの調整方法

0から20まで調整できますが、11から20までは使いません。

おおむね5あたりほとんどのルアーの限界点になると思われます。

感覚になりますが、5からキャスト時の「伸び」を感じ、6以降はすん詰まりを感じますな。

ラインが水にぬれてないとバックラッシュしやすいので、10からキャストしていき、キャスト毎に1目盛りずつ落としていき、5で様子見って感じで調整することがワイは多いですな。

ルアーに寄るけどざっくり目安とするなら
0~2:流石に使わん
3~4:15g以上の比重の良いルアー、もしくは無風等条件が良い時
5:一般的な標準、これで様子見
6~7:比重の軽いルアー、もしくは横風等悪条件の時
8~9:6~7でも抑えられない悪条件の時
10:どうしてもバックラッシュしたくない時
11~20:使わん
こんな感じ。

10でも最低限な距離はでるので、子場所やったら一釣行ずっと10で終わらせたこともありますわ。

総括

このリールを一言でいうと「フレンドリー」ってことやと思います。

価格、パーミングのしやすさ、対バックラッシュ性能、ここら辺は非常に高レベルでまとまっております。
逆にそれ以外の部分でちゃちな部分や目をつぶるべき所等の短所もありますが、大いなる長所の前には些末なことよ。

皆も20タトゥーラSVTWこうて、ハッピーハッピーや。

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コメント

  1. カスエルグランド より:

    ワイさん!ワイさん!
    わかりやすい解説どすな!
    オイラは岸和田クソ民なんで、南大阪あたりでやらかすワイさんを見たいぜ

    • gsx250fx より:

      むはは、どうもどうも。
      岸和田ええですな、貯木場の雰囲気すきやなあ。
      今年は岸和田のだんじり祭りどうなったんですかね?

  2. taotu より:

    点进来看看,留个脚印再走!