バチ抜けでシーバスを釣る方法 その1 概要

巷で噂のバチ抜けについて、わいが説明しますわ。

読んでもらったらとりあえず一匹くらいは釣れるようになるんじゃないですかね。

しょうもない記事ですがよろしければどうぞ。

Contents

そもそもバチ抜けとはなんなのさ

バチ抜けの「バチ」

バチ抜けのバチと言えば、イソメとかゴカイとか言われる海のミミズですわ。

よく釣り餌で使われるうねうねしてるやつで、ちぎると緑色の血を流してのたうち奴らのことですね。

見た目が細長い感じなんで、太鼓のバチになぞらえてバチと呼ばれるようです。

バチ抜けの「抜け」

バチってのは、普段海の底の砂やら泥に潜って生活してるわけですが産卵の時期になると、新天地を目指して一斉に水面に這い上がってくるんですよ。

そういった様子が、底から「抜け」てくるように見えたんでしょうね。

要するに、イソメ達が出産で里帰りしてると思ったらええとも思います。

なんで釣りやすいのか

バチはトロいねん!

バチ抜けが起こりだしたら、イソメ達が水面にのこのこ現れ出すんですがこれがまた泳ぐ力というかスピードが遅いわけなんですわ。

そもそも泳ぐように体ができていないわけで、必死になって体と足を駆使して泳ぐわけですが、普段から小魚やらを相手にしているシーバスにとってはただのボーナスゲームにしか過ぎない相手なんですよ。

この時期のシーバスは体力が落ちとる

で、また間の悪いことに、バチ抜けが起こる時期はシーバスの産卵が終わって体力が落ちてる時期なんですよ。

となると、体力の落ちたシーバスは簡単に食べれるバチ達をたくさん食べて体力回復を図ろうとするわけですな。

普段か小魚を追うシーバスですが、この時期は簡単に食べれるバチだけを狙いだすんですわ。

小魚追って食えないリスク追うより、確実なバチを食べるわなって話です。

基本はマッチザベイトなわけなんよ

シーバスのルアーフィッシングで何が肝要かと言いますと、その時シーバスが何を、どの層で食っているか、ってのが重要になってくるんですな。

この情報が正しく把握できてないとシーバスは釣れないんですわ。

逆に言いますと、シーバスゲームは、それ(何をどこで食ってるか)を探すゲームとも言えますな。

例えば、10cm前後のイワシを水面から下4m程で食ってるとしますわな。

そしたら、10cm前後のイワシに見えるルアーを、水面から下4m程を通してやるとシーバスの機嫌がよければ食ってきますわなって話です。

これが所謂「マッチザベイト」ってやつですわ。

バチ抜け時の条件をまとめると

ということはですよ、バチ抜けは先ほど言った通り、水面にイソメ達が出てくる現象なわけですわ。

で、先ほどの例に例えるなら、シーバスが、「細身のバチ」を、「水面直下」で食ってるってわけになるんです。

てことは、「バチを模したルアー」を「水面直下」で通せば食ってくるじゃんってわけです。

なので、バチ抜けってのは、一番シーバスゲームで重要と言える、「何をどこで食ってるのか」って言うのを確定した状態で釣りに挑めるわけです。

これがバチ抜けは初心者でも釣れますよ、っていう決まり文句の正体なんですわ。

いつ釣れるのか

時期

ネット等で調べてる人達が一番混乱するのが、この時期なんですよ。

調べていくと、「1月半ばでバチ抜け始まった!」とか、「GW前でまだバチ抜けてない」っていう、明らかに矛盾してんじゃん!って状況になると思います。

これ関東と関西の違いなんですよ。

関東は大体1月中旬あたりから、関西はGW前後から梅雨入る前くらいまでがバチ抜けのシーズンとなっていますね。

わいは関西の人間なんで関東の状況がさっぱりわからんちんなんですよ。

なのでここで恥ずかしげもなく披露している知識は関西の、さらに大阪-神戸あたりの話やと思って聞いてくださいな。
(関西でも姫路の揖保川とかは関東と似たような季節にバチ抜けが起こるらしいです)

バチ抜けは釣り人にとっても、(釣果的にも)寒い冬を乗り越えた一大エンターテイメントなんで、フィッシングマックスとかの釣り具屋が、シーズン始まったら大々的に情報流しだすので
そこらもチェックしているとええかもしれませんね。

というか、近代のルアーフィッシングは情報戦ですよ?

こんなクソブログ読んどるばあいやないで!

時間

ここは結論からお話しましょう。

満潮から潮が流れ始めて2-3時間って所です。

シーバスはもちろんバチ抜けてるところに現れるので、イコール釣れるのはバチがいっぱい抜けてるって時間帯になります。

バチ達の目的は、遠くに行って産卵することにあるわけなんで、潮が大きく動く大潮に乗って遠くに行きたいわけですよ。

そこで満潮時に水面に出て、下げ潮に乗って遠くに行こうと目論むわけですわな。自然ってすげー。

で、シーバスは絶賛民族大移動中のバチ達を迎え撃とうとするわけでわ。

なので、「潮が流れ始めて2-3時間」ってわけです。

ま、ベストは「潮が流れ始めて2-3時間」ですが、皆さん仕事やなんやらで潮に合わせた休みが取れるわけではないので、日没後2-3時間くらいをメインに考えたらええと思います。

潮も重要なファクターではありますが、絶対ってわけではないので、小潮でもチャンスはボチボチあるんで、あんましシーバスに自分のライフワークバランスを合わせすぎるのも飽きませんな。

シーバスに潮関係なく釣れるよう嘆願書出しときますわ。

結構長くなったので、その2に続きますわ。

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